今回は、夢のマイホームの作り方をご紹介します。
夢のマイホームと言っても、普通の家ではありません。それは、『動く家』、モバイルハウスです。
持ち運べる家という冗談のような発想ですが、人生を生きやすくするエッセンスがこれでもかというくらい詰まっています。
本に出会う
僕が25歳の頃。現在33歳なのでもう8年前になります。
この本とどのように出会ったのかは忘れましたが、僕はとにかく出会ってしまいました。
それが、坂口恭平さんが書いた『モバイルハウスのつくりかた』。
簡単に言うと車輪がついてどこにでも動かすことが出来る家です。
著者いわく
〇土地に固定しないので、不動産ではなく可動産。
〇好きな場所に持っていける。
〇固定資産税がかからない。
〇駐車場を借りてそこに置き、出前を頼んだらちゃんと配達された。
たしか、このようなことが書いてありました。
なんだかよく分かりませんがその魅力に衝撃を受けた僕はすぐにモバイルハウスを創りました。
坂口氏のモバイルハウスは直接車輪がついた仕様でしたが、僕が作ったのは軽トラの荷台に載せるタイプ。
荷台に載せてキャンピングカーのように使用することも出来ますし、畑のすみっこに置いて家として使うことも出来ます。
鉄パイプとジャッキを組み合わせることで家の上げ下ろしが簡単に可能。まさに夢のような小さなマイホームです。
将来はマイホームを自分で作りたいと考えている僕は、建築の練習としてこのモバイルハウスを創りました。20代前半で木工や建築を学べたことは僕にとって大きな財産です。
マイホームというと数千万円という価格ですが、この家は10万円程度。
『発想次第で欲しいものは何でも手に入る』という得難い経験をしたのでした。
将来は自分で自宅を創ろうと思っています。目標としては40歳まで(あと7年)には間に合わせたいと思っています。モバイルハウスの延長で、トレーラーハウスにしようかと考えています。
トレーラーハウスであればそこそこ大きさもありますし移動も出来るので、落ち着きのない僕にとっては最高の家です。
皆さんも、何かに衝撃を受けたり魅了されたりしたときは、まずやってみることをお勧めします。