ネバとろ全員集合!オカワカメとろろ

料理

一言で言うと、極上。オカワカメ×とろろ×オクラが織りなす、ネバとろのハーモニーをお楽しみください。

料理担当の、あんです。
思い立ったらすぐにできる、簡単で素朴な味わい深い料理を作っています。
肩の力を抜いて楽しみながら、家族皆が笑顔で過ごすことを一番の目標としています。


オカワカメとろろ

オカワカメは、正式な名前を「アカザカズラ」という、ツルムラサキ科のつる性野菜。

ヌメリのある食感がワカメに似ていることから、「丘のワカメ=オカワカメ」と呼ばれています。

南アメリカや東南アジアなどの熱帯地域の植物です。

・カルシウム…ピーマンの約6倍
・マグネシウム…レタスの約8倍
・亜鉛…ニラの約2.5倍
・銅…キャベツの約8倍

これだけみても、その凄さがお分かりいただけることでしょう。

妊婦さんに嬉しい葉酸も豊富に含まれています。

栄養満点のオカワカメは、「雲南百薬」「スーパーフード」とも呼ばれていています。

オカワカメは、栽培も調理もとても簡単です。

病気や虫の被害もほとんどなく、植えっぱなしでも大丈夫。わんさか茂りますのでザクザク収穫できます。

弾力がありコリっとした柔らかい食感が楽しめます。

オカワカメの最大の特徴である「ヌメリ」を存分に生かしたオカワカメとろろのご紹介です。

ポイントは次の通りです。

生のまま使うと青臭さや苦味があるため、20秒程度さっと茹でる

作り方

【材料】
・長芋…好きなだけ
・オカワカメ…好きなだけ
・オクラ…好きなだけ

1. オクラのヘタの周りの硬い部分を包丁で削ぎ落とします(ヘタの部分まで食べられます)。お鍋に湯を沸かし、オクラを1〜2分茹で、水で冷やします。


2. オクラを茹でたお湯で、オカワカメを20秒程度茹で、水で冷やします。


3. オクラとオカワカメの水気を切ります。オクラは輪切りに、オカワカメは好みの大きさに刻みます。


4. 長芋をおろし器ですりおろします(皮ごとすりおろしても良いです)。


5. オクラ、オカワカメ、長芋を混ぜ完成です。

お好みで卵を落としたり、海苔やかつおぶしを乗せたり、醤油やめんつゆをかけてごはんに乗せたり、いろいろ楽しんでみてください。

とろろに出汁を混ぜても美味しいですね。

さらに納豆を混ぜて、ネバとろ界の頂点を目指すのも良いでしょう。

海に漂う

なめらかなとろろの食感と、オカワカメとオクラのシャキシャキした肉感が美味しく楽しい逸品です。

オカワカメもオクラもクセがないので、暑い夏や体調を崩したときにも良いですね。

オカワカメだけでも栄養満点なのに、長芋と合わせることでさらにパワーアップ。

長芋は「山のうなぎ」や「山薬(さんやく)」と呼ばれるほど、滋養強壮の効果が高い食材で、古くから漢方薬にも配合されています。

しばしオカワカメとろろの海に漂い、ひと休みしましょう。

それは、荒波に飲まれそうになったとき、乗り越えていくための力を与えてくれます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。